10日、広島県尾道市の私立尾道高校は女子バレーボール部の部員に体罰を加えたとして、監督だった男性教諭(53)を減給10分の1(2か月)の懲戒処分としていたことが判明。
繰り返されていた体罰に、ネット上では呆れの声も出ている。
■以前にも体罰で退職
報道によると教諭は今年の9月中旬、女子バレー部の寮で部員1人の髪を引っ張って倒す行為のほか、練習中に複数の部員に向かって暴言を吐いたり、ボールをぶつけていたという。
教諭は以前、鹿児島県の私立高で女子バレー部の監督を務め、チームを全国優勝に導くなど活躍していたが、07年に部員への体罰で退職。その後、同校にやってきて2010年に監督に就任していた。
教諭は調査に対し体罰を認めており、「鍛えるためだった」と話したということで、10日付で退職しているという。
■「治らない」「反省ゼロ」
この報道に対し、ネット上では「もう治らないと思う」「反省してないんだな」など、嘆きと諦めの声が相次いだ。
・もう絶対治らんだろうから「体罰をする人だ」と認識して雇わないと同じ事の繰り返しだわな。正確には虐待な
・凶暴な荒くれ者だけどバレーボールも出来ます、みたいな人間を指導者に雇ってしまうのが日本の教育観
・もうこれは病気なんだろうな
・鍛えるためだったって……
・全然反省してないんだな
■6割が「犯罪として処罰」を支持
しらべぇ編集部が全国20〜60代の男女1,363名を対象に調査したところ、全体の59.1%が「体罰は犯罪として処罰されるべき」と回答。
■母親世代に強い抵抗感
また、男女・年代別に見ると、すべての年代で女性が男性を上回っており、なかでも子供がある程度小さい母親世代とみられる30代女性の拒否感がもっとも強く、66.4%となった。
一度退職となったにも関わらず、体罰が許されない行為だと学ぶことはできなかったのだろうか。いずれにせよ、体罰を受けた生徒たちが不憫だ。
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(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」 調査期間:2018年8月31日~2018年9月3日
対象:全国20代~60代の男女1,363名(有効回答数)
(出典 news.nicovideo.jp)
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