日本フェンシング協会は10日、兼業や副業に限定し公募していた協会の戦略プロデューサーとして4人の採用を決めたと発表した。2020年東京五輪に協賛する日本コカ・コーラ社で五輪総責任者を務める高橋オリバー氏(48)を強化本部副本部長に起用。経営戦略やPR、マーケティングを担当する役職にも30~50代のビジネス経験が豊かな人物を採用した。

 五輪メダリストの太田雄貴・日本協会会長は「ビジネスのノウハウを吹き込んでもらいたい。(強化担当者は)スポーツ団体出身でないといけない、というところに一石を投じたい」と期待を込めた。日本協会は財政面の問題などから兼業や副業で勤務可能な人を転職サイト「ビズリーチ」で公募。1127人の応募者から、太田会長らが面接で選考した。 

〔写真説明〕公募していた戦略プロデューサーの採用を発表する日本フェンシング協会の太田雄貴会長(左から2人目)と、採用が決まった高橋オリバー氏(同3人目)=10日、東京都渋谷区

公募していた戦略プロデューサーの採用を発表する日本フェンシング協会の太田雄貴会長(左から2人目)と、採用が決まった高橋オリバー氏(同3人目)=10日、東京都渋谷区


(出典 news.nicovideo.jp)


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